編集雑記

編集雑記 No.14
2025/03/27〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1990年前後の冷戦終結・ソ連圏崩壊期に現場の記者として体験したのは、世界が「劇変」するという言葉が飛び交う一方で、国内ではリクルート事件など政治が混乱しメディアの関心もそちらに集中していたことです。そして今、少数与党政権の迷走に加え、石破茂首相の10万円商品券問題も加わり、またあのころの迷走の繰り返しかという印象をもちます。90年当時は米国の覇権が確立し日本はプレーヤーの自覚無しでも何とか過ごせましたが、現在はどうでしょうか。
「戦後80年 日本の変革」シリーズでは「歴史に学ぶこれからの外交と政治」と題して日本政治外交史の碩学、井上寿一・学習院大学教授の論考をいただきました。政党政治の失敗が戦争の道に進んだ過去を教訓に、新しい世界の秩序構築にどう関わるかが課題です。1930年代と現在の米国の類似など、歴史を振り返る素材になると思います。
戦後80年シリーズの宮本雄二・元駐中国大使の論考の(下)は変化する米国を前提に、あるべき日中関係をどう築くか、東アジアの平和をどう維持していくか、混乱の世界での「外交」の役割の重要さを示してくれる提言です。台湾問題をどう平和的に制御していくか、議論の土台になると考えます。
コラム「グローバル・アイ」のジャーナリスト、西川恵氏は「番外編」として、トランプ米政権の「欧州軽視」に対する危機感とその対応を論じてくれました。結束が難しかった英、仏、独の3大国が結束しつつあり、大戦後事実上の「保護国」だった米国からの「戦略的自立」に向かっているという論考です。世界はまさに変化しています。
そんな中で、東京で一足早く開幕した米メジャーリーグは大谷翔平はじめ日本人選手の活躍が大きな効果をもたらしつつあります。日米関係における野球の存在の大きさについて、曽根健孝・在ロサンゼルス総領事が現地での体感をもとに寄稿してくださいました。ドジャースと日本の縁の深さ、日本の「野球」と米国の「ベースボール」の交流の歴史など興味深い論考です。
やはり文化的な面から日米を結びつけてくれたのがドナルド・キーン氏です。養子のキーン誠己氏が父親の足跡をたどる旅の(下)を寄せています。興味深いのは慶應義塾長を経て皇太子明仁親王(現・上皇陛下)の教育責任者となった小泉信三と若き日のキーン博士との交流です。戦後初期のマルクス主義隆盛の時代、共産主義批判の先頭に立ったことでも知られる経済学者は、文化・スポーツにも関心が深かったといいます。そして、「親友」三島由起夫との交友は自決後の夫人との書簡など、印象深いものがあります。キーン氏の事跡がさらに知られることを期待します。 (編集部)
編集雑記 No.13 2025/03/13〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トランプ再登場後の世界はめまぐるしく動いています。本サイトで昨秋、中西寛教授(京都大学)が予告した「西側同盟やアメリカ主導の国際秩序などに対して、正面から否定的な政策をとる」ことが進んでいます。世界は80年を迎えた戦後の転換点ともいえます。
そうした激動の中で、本サイトでは、日本が抱える多くの課題について、戦後から将来への長い視野で考えるシリーズ「戦後80年 日本の変革」を始めます。
スタートの今回は2本の論考を掲載します。京都大学の大石眞名誉教授は日本国憲法の統治機構部分の課題、国民主権の拡充や議会の機能強化について指摘しています。戦後の憲法学では、護憲の牙城だった東京大学に対し、実際的な学風により現実政治にも強い影響を与えてきたのが京都大学と言えますが、それを牽引してきた1人です。百年前の欧州憲法をモデルとした現行憲法をどうアップデートしていくか。必要な憲法改正が政治的に困難な中で、国会法、選挙法など附属法改革による「憲法改革」が必要という議論です。
もう1本は戦後の日本外交の重要課題であり続ける日中関係の今後の課題について、宮本雄二元駐中国大使の寄稿です。全2回で<上>の今回は、世界の大きな変化の中で日本と中国はどういう立ち位置にあるかという大局的な考察です。米国の変質によって欧州以上に厳しい状況に置かれている東アジアで、平和と繁栄を維持するために日本はどうすればいいのか、という問題の導入部になります。
太平洋戦争で米海軍将校として日本語通訳を体験した後、日本文化に魅了されて来日したのがドナルド・キーンさんでした。戦後長期にわたり日本文学を世界に紹介し続けました。2012年に養子となったキーン誠己さんが、父の足跡をたどった旅について貴重な写真とともに紹介してくれています。<上>の今回は、今年2月の米コロンビア大学での資料探索など。キーンさんの存在の大きさを改めて知ることができる一文です。 (編集部)
編集雑記 No.12 2025/02/27 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米国が主導して作ってきたのが大戦後の国際秩序ですが、あろうことかその米国のトランプ大統領が壊し始めています。国際関係論の泰斗として知られるG・ジョン・アイケンベリー氏は<世界秩序が危機に陥っている>とした上で、<自由民主主義を育み、擁護するには温室のような環境が必要になる。米国主導の戦後体制は、例えば日独の民主化を手助けしたように、「温室」のような環境を提供したのです>と述べていました(2月23日付、読売新聞)。日本が享受してきた「温室」の持続も見通せないというのです。政治学者、フランシス・フクヤマ氏も、領土拡張発言など<1世紀以上も前の時代遅れの発想>が<非常に深刻な不安定化の世界の扉を開けた>と警鐘を鳴らしています(2月24日付、毎日新聞)。
「温室」が失われつつある世界の急転換について、本サイトの人気コラム「グローバル・アイ」の西川恵氏が「不都合な真実」というキーワードで論じています。米欧関係はすでに大揺れだが、日米はどうなるのか、ということです。
その日本は何をするにも必要な財政の余力がどんどん失われてきています。その背景として、日銀OBでオフィス金融経済イニシアティブ代表の山本謙三氏が国の財政や予算の基本を定める財政法との関連で解説してくれました。規律ある財政運営を定めた財政法が禁じている赤字国債が、なぜこれほど膨大な額に達したのか。例外的な赤字国債の発行はその都度、国会で法律を議決しなければならないはずが、最近は5年分まとめて議決するなど、例外が常態化しているといいます。さらに、財政法は日銀による国債引き受け(財政ファイナンス)を禁じているのに、これも有名無実化し、事実上の大量買い付けが続いています。
こうした前提で行われている財政運営が持続可能であるはずがありません。今国会での予算審議を見ても、与野党ともに危機意識が薄く、むしろ逆方向に進んでいるのは残念なことです。 (編集部)
編集雑記 No.11 2025/02/13 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1期目は反目していた印象のトランプ大統領と巨大テック企業ですが、劇的に緊密化したのが2期目の特徴です。情報という富の源泉の集積を進める企業群が世界に何をもたらすのかは心配な所ですが、そんな中で起きているのが米国の「多様性」をめぐる文化戦争です。五野井郁夫・高千穂大学教授がその近況を解説しています。イーロン・マスク氏がドイツや英国の極右政党を支援するのも関連しているということです。
そのトランプ大統領、パレスチナ自治区ガザを「所有する」と公言し世界中が反発しています。好評連載のコラム「一水四見」で小倉孝保氏がその荒唐無稽さを指摘しています。
日本が途方もない借金大国であることは本サイトが何度も指摘している所です。政府は国債費などを除いた政策経費、つまり基礎的財政収支について、2025年度には黒字化する目標を立てていましたが、1月に示した予測であっさり断念してしまいました。その上で、翌年からは黒字化できるというのです。これはどういうことなのか。政府の予測がひどく楽観的過ぎるというのが小黒一正・法政大学教授の分析です。少数与党政権下、与野党ともに財政拡大傾向を強める中で、財政問題にも目が離せません。
(編集部)
編集雑記 No.10 2025/01/30 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当面の世界の動きの震源はトランプ米大統領です。その一つの表れである米国の情報環境の変化について、五野井郁夫・高千穂大学教授がフェイスブックなどを運営するメタ社のファクトチェック廃止とその影響を分析しています。日本も無縁ではありません。
石破茂政権は対米外交をどう進めるのか。出遅れ感のある現状を、好評コラム「外交裏舞台の人々」を連載中のジャーナリスト、鈴木美勝さんが「番外編」として報告してくれました。
「51番目の州」などと脅されている米国の隣国、カナダのトルドー首相はトランプ大統領と相性が悪そうです。しかし、両国はそもそも国の成り立ちとして全く違うというのです。あまり知られていない歴史について、人気コラム「グローバル・アイ」で西川恵さん(毎日新聞客員編集委員)が明快に解説してくれました。
前回、コメ不足問題の解説をしてくれた気鋭の農政研究者、小川真如・宇都宮大学助教が、食料安全保障の観点では語り切れない農業の豊かな価値を生かそうという提言を寄せてくれました。ご一読ください。 (編集部)
編集雑記 No.9 2025/01/16 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2025年を迎えました。戦後80年、昭和100年に当たる年です。世界が激動、大乱の予兆に満ちてきた中で、あのトランプ大統領の2期目が始まります。暴君か救世主か、世界中が身構えています。
1期目のトランプ大統領とどう付き合ったかは、日本にとって貴重な資産です。当時の駐米大使、杉山晋輔氏に外交最前線での体験を語ってもらいました。着任の挨拶で上院議員全員に「ノック・ザ・ドア」作戦をとったことも人脈作りに役立ったそうです。
日本の人々の意識も大きく変わっています。多彩な視点で世相を見る作家、評論家の中森明夫氏は、昨年の人気ドラマ『不適切にもほどがある!』のキーワード「不適切」を軸に、「暴走する時代」での生き方を提案してくれています。
そして昭和100年と言えば、昭和と同じ年齢を重ねた三島由紀夫です。三島研究で知られる井上隆史・白百合女子大学教授が、自決の前に自衛官に撒布された檄文から、今も生きる三島の思想を読み解いています。日本近代文学館で開催中の「生誕100年祭」は異色の展示で評判とのことです。
私たちの主食、米に異変が起きています。昨年の「令和のコメ騒動」はなぜ起きたのか、なぜ今も値段が高いのか。気鋭の農政研究者、小川真如・ 宇都宮大学助教が解説してくれました。
コラム「一水四見」では、対照的なトランプ、バイデン両氏の思わぬ共通点を取り上げています。 (編集部)
編集雑記 No.8 2024/12/26 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トランプ政権発足を間近に控え、世界はますます慌ただしくなってきました。
日経新聞元中国総局長の中澤克二さんが、日中関係は「中国の都合次第」だったと指摘し、その克服を訴えています。その中国は今、まさにトランプ2.0を警戒し日本との関係安定化を急いでいるようです。
渡辺将人慶応大学准教授は、米新政権の「非関与主義」に備えた動きの一例として、中国と向き合う台湾の慎重な対応を分析しています。いずれにせよトランプ氏の存在感は増大中です。
大統領選での大きな要素として五野井郁夫高千穂大教授は「マノスフィア」(男の世界、男性文化圏)が拡大する米国社会を分析しています。こうした文化、価値観レベルの争いも見逃せません。
ジャーナリスト、鈴木美勝さんのコラム「外交裏舞台の人々」は沖縄返還に尽力した末次一郎の水面下の活動を紹介していて好評です。末次は知る人ぞ知る政治活動家。密使として対米交渉に当たった国際政治学者、若泉敬との関係も興味深いものです。今回は26日の<上>と翌27日の<下>の2回続けて掲載します。
おかげさまで本サイトも7月のスタートから半年経ちました。来年もよろしく御願いいたします。 (編集部)
編集雑記 No.7 2024/12/12 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
核の危機が叫ばれる中で、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。現実を見据えつつ理想を掲げることの大切さを改めて感じます。本サイトでは今回、核の脅威と軍縮をめぐる国際政治の現状について、核政策の専門家、秋山信将さん(一橋大教授)が明快な解説を寄せています。また、被爆2世の芥川賞作家、元長崎原爆資料館館長の青来有一さんには、被爆者の苦難と闘いの歩みを紹介していただきました。
臨時国会で審議入りした補正予算案については、佐藤主光さん(一橋大経済学部長)が再登場、「バラマキ」になる理由と問題点の分析を掲載しています。
なお、前回お伝えした猪口孝先生について、7月の本サイトが最後のインタビューということで、『週刊文春』(12月12日号)の取材を受けました。先生が取材依頼のメールに全て英語で返答され、質問事項を送ったら英語で膨大な分量が返ってきた話などをお伝えしました。先生の学業、ご家族を大切にされていた人柄を偲ぶ追悼記事でした。(5日発売なので店頭にはないようですが)
改めてご冥福をお祈りいたします。 (編集部)
編集雑記 No.6 2024/11/28 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカ政治の多角的な分析で知られる渡辺将人さんが大統領選を解説してくれました。民主党は質的な意味で「決定的」敗北であり、今後の米国社会に与える影響も極めて大きいという指摘です。
来年1月20日の大統領就任を前に、すでにトランプ氏は世界を動かし始めています。国際政治学者、中西寛さんの2回目は、急変する国際情勢に遭遇した石破茂首相の安全運転での外交デビューや、核兵器禁止条約のオブザーバー参加問題などを論じています。
悲しいお知らせです。本サイト開設時に日本論・日本人論を語っていただいた国際政治学者、猪口孝先生が亡くなられたようです。11月27日夜、東京・文京区のご自宅マンションが火災に遭われましたが、詳細は不明です。謹んでご冥福をお祈りいたします。
以下は先生による日本への遺言と言うべきものになりそうです。
(編集部)
「なぜ日本は変われないのか」
第1回 じりじりと衰退する日本
https://www.intelligence-nippon.jp/2024/07/11/336/
第2回 変われない日本への処方箋
https://www.intelligence-nippon.jp/2024/07/11/336/
編集雑記 No.5 2024/11/14 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「トランプ復活」で世界が震撼しています。どう見たらいいでしょうか。国際政治学者の中西寛さんは、トランプ氏は第二次大戦後米国が担ってきた世界的な役割を根本的に見直そうとしていると指摘しています。トランプ氏再登板は「冷戦後の秩序の変容過程」(中西氏)を大きく加速させるかもしれません。
大統領選の結果について様々な分析がありますが、本サイト(7月11日から3回連載)のジャーナリスト、会田弘継さんによる論考をお勧めします。「米国社会の地殻変動・格差拡大への怒りが起爆剤」という議論です。安全保障面での日本の対応については渡部恒雄さんの「プランAプラス」論(9月26日公開)が興味深いと思います。
国際情勢の激変期に国内政治が不安定化している、という状況は30年前の冷戦崩壊期を思い出します。リクルート事件を経て政治改革ブームが起こった時期です。
しかし、この際、将来を見据え時流に流されない冷静な議論も必要です。政治と税制、社会保障を論じた田中秀明さんの論考は、「年収の壁」問題という注目の争点だけではない総合的な議論を求めています。
ところで、今回は少し趣向を変えて「高倉健と戦後日本」を掲載しています。没後10年、改めて主演映画に接する機会もあると思いますが、晩年を間近に見てきたパートナー、小田貴月(ルビ、たか)さんの寄稿では、あの健さんの意外な側面を知ることができます。
(編集部)
編集雑記 No.4 2024/09/27 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
石破茂氏が決選投票で高市早苗氏を破り自民党の新総裁に就任しました。10月1日に国会で首相に指名され新政権が発足する見通しです。
本日は定期の配信日ではありませんが、特別に、政治学者の御厨貴氏に総裁選の分析と今後の日本政治の展望について語っていただきました。
(編集部)
編集雑記 No.3 2024/09/26 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10月1日には新政権が発足する運びですが、その課題につながる2つの論考を掲載しています。1つは渡部恒雄氏の「プランAプラス」論。現在の日米同盟維持に加えて、という提案です。もう1つは佐藤主光氏。前回の放漫財政への戒めに続き、今回は賢明な支出についてです。
高田秀重氏のプラスチック問題は、世界的にも大きな課題として浮上しつつあるテーマで、身の回りの問題を見直す契機にと考えます。
金井利之氏の「怪談」を名乗る論考は、人口減少と経済停滞の現実を受け入れ、発想を転換しようという思考実験といえます。賛否いずれにせよ、知的刺激に富む内容です。
(編集部)
編集雑記 No.2 2024/08/08 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パリ五輪を横目に世界的な株急落や中東危機など目まぐるしい動きが続いています。7月11日にスタートした本サイトですが、その最初の号を読売新聞の「思潮 論壇誌7月」欄が紹介してくれています(7月29日朝刊)。
トランプ現象の背景をめぐる会田弘継さんインタビューです。「米政治はトランプ型に」という見出しで記事の冒頭にかなり長い言及がありました。民主主義を支える中間層が崩壊し、それに対する怒りが背景にある、という指摘ですが、米国だけでなく日本を含め先進国共通の問題でもあります。
月1回、注目すべき論考を紹介しているのが新聞の「論壇時評」ですが、雑誌の存在感が低下している昨今はウエブサイトにも目配りしています。とはいえ、私たちのような生まれたての小サイトにも注目していただけるのはありがたいことです。
今回から鈴木美勝氏による月1回の連載「外交裏舞台の人々」が始まりました。戦後日本の外交を陰で支え、進めてきた人物に光を当てていく企画です。時事的なテーマとは離れますが、今の日本に足りないものは何かを考える一助になればとも考えています。
(編集部)
編集雑記 No.1 2024/07/25 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みなさま、ご覧いただきありがとうございます。こちらは11日にオープンしたばかりのサイトです。経済や財政、政治など、これからの日本の社会が持続していくために必須のテーマを掲載していきます。
米国の保守思想史に詳しい会田弘継さんのトランプ現象の解説(3回連載)は、これまで日本のメディアが気づきにくかった視点を提供してくれていて好評です。
トランプ氏暗殺未遂事件、バイデン氏撤退、ハリス氏参戦と、事態は目まぐるしく変化しています。世界がどうなるのか、日本はどうやって対応力を増していくのか。政治の課題についての牧原出さんのインタビュー(2回連載)もお勧めです。
特集の対談はじめ、日本の財政危機について重点的に掲載しています。将来に向けた政策の手足を縛っている問題をどう解決していくか、議論を深めていきたいと思います。
(編集部)